採用サイトの「社員インタビュー」で求職者に響くポイント！～魅力的なコンテンツを作る～

2025年12月25日

こんにちは。茨城県を中心にWEBマーケティングをサポートしている日宣パートナーズです。

ウェブデザイナーを10年以上続けている中で、ウェブサイトのデザイン作業中に、編集者の方が作成した原稿を読む機会が多々あります。その中でも特に、求人サイトを作りながら「いい記事だなぁ」と強く感じていた「社員インタビュー」というコンテンツについて、今回はその重要性と魅力をご紹介します。

この記事の対象

・企業の求人担当者様
・就職活動中の方

採用サイト「社員インタビュー」のここがイイ

「あ、この仕事、ちょっと興味あるかも」と思ってもらえる

どんな仕事に就きたいかまだ分からないと考える求職者にも、「あ、この仕事、ちょっと興味あるかも」と思ってもらえるきっかけになるところが最大の強みです。

【ポイント】社内の異なる部門のスタッフ紹介が並ぶため、様々な仕事を一気に知ることができる。

「社員インタビュー」とひとことで言っても、求職者が得られる情報は非常に多岐にわたります。

・社内の様々な職種を知ることができる
・実際に働く方のリアルな声が聞ける
（入社のきっかけ、今の仕事、やりがい、むずかしさ、成長・感動エピソード、今後の展望など）
・仕事中の風景、雰囲気が見える
・他の社員とのコミュニケーション風景

給与や福利厚生、休暇の情報が重要なのはもちろんですが、求職者の皆様が「本当はこういう事が知りたい！」と感じているポイントは、まさに「実際はどんな感じだろうか？」といったリアルな情報です。

求職活動をされている方の中には、「この業種・職種に就きたい！」と明確に考えている方もいれば、「働きたいけど、自分が何をしたいか分からない…」という方もたくさんおられます。そんな中でこの「社員インタビュー」は、堅苦しくなりすぎず、「実際にどんな雰囲気か」「どんな仕事があるのか」「働くとどんな成長があるのか」を知っていただくための広い入口としての重要な役割を果たします。

実際に弊社が制作した「社員インタビュー」の入り口ページ（※4-2でご紹介）をご覧いただくと分かりやすいのですが、ここには様々な職種が一覧として並びます。一つ会社の中にも多様な仕事があることが一目でわかります。ここから、ご自身に合った職種に出会ってもらえたら非常に嬉しいですね。

「ドキッ」とするような真剣な顔も笑顔もしっかり見える

見ているこちらが「ドキッ」とするような真剣な作業風景や、緊張が解けたリラックスした笑顔の姿がしっかり見える。

【ポイント】社員のリラックスした表情と、仕事中の真剣な表情の両方を捉えるカメラの技術。

今どき、写真はスマホでもとてもきれいに撮れる時代です。しかし、デザイナーとしてはやはりプロカメラマンの撮影した写真がおすすめです。カメラの技術力はもちろん、雰囲気や表情を引き出すそのテクニックは自分には到底真似できません。より印象的でプロフェッショナルな仕上がりを求めるのであれば、やはり専門家に任せるのが最良の選択です。

撮影された写真を全て並べたときの統一感ある仕上がり、社員の皆様の真剣な顔、仲間と笑い合う姿、接客時のはつらつとした笑顔。本当に生き生きとしていてまぶしく、ぐっと引き込まれるものがあります。デザインをさせていただきながら「この工場の機械めちゃくちゃカッコイイ！」と見入ることもあります。その業種で働こうと思ったことのないデザイナーの私ですら、強い興味を惹かれるくらいです。

熱のこもった真剣なまなざしの社員の姿は、非常に魅力的だと思いませんか。さらに、別の写真ではリラックスしたとても良い笑顔。このギャップを、もっとたくさんの方に見てもらいたい。というより、「絶対見て！」と訴えたくなります。

実際に働く人のリアルな声を知ることができる

【ポイント】実際の入社のきっかけ、今のやりがい、今後の目標を知ることができる記事。

世の中には数え切れないほどたくさんの仕事が存在します。その中にはきっと自分に合う仕事があるはずです。しかし、求人募集の職種名だけを見ても、それが実際に自分に合うかどうかを判断するのは簡単ではありません。興味を持てる業種に出会えたとしても、その中のどの職種（接客？製造？整備？など）が自分に向いているか判断することは難しいものです。

そういった場合に、下記の情報を記事として得ることができたとしたら、考えが少し変わってきませんか？

・入社のきっかけ
・現在の仕事
・仕事の面白いところ、やりがい
・最も印象に残っているプロジェクト
・成長したこと
・今後、挑戦したいこと

記事を通して、中には求職者自身の考え方に近い社員さんのインタビューに出会うかもしれません。そうなれば「もしこの会社に入社したら、こうなっていくのかな」と一歩先の未来をリアルに想像するきっかけになるのではないでしょうか。もしかしたら、それまでは全く興味をもっていなかった仕事でも、記事を読んだことで「意外とこの仕事は自分に合うかもしれない」と新たな出会いに繋がり、仕事の選択肢も広がります。「社員インタビュー」をきっかけにそう言ったお手伝いができれば、デザイナーとしてもこれ以上嬉しいことはありません。

時には趣味の話も

【ポイント】働く社員の日常を垣間見ることができ、求職者もイメージがしやすい内容に。

生き生きと熱意をもって働く姿を取材するだけでなく、ほんの少しプライベートなお話に触れることもあります。

求職者の皆様の中には「実際に働いてみたらどんな感じかな？」と考えると同時に、「プライベートも充実させたいな」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に働く社員の皆様が趣味やプライベートな時間を充実して過ごしている姿を見ることは、親近感や安心感にもつながりますし、「自分だったらこんな風に過ごしたいかも」と働き始めたあとの自分のプライベートや人生についても考えるきっかけになれるかもしれません。インタビュー原稿を読みながらデザインを作成しているなかで「この趣味カッコイイ！」と楽しくなることもしばしばあります。

デザインについて

ここまではインタビューや原稿作成を担当する弊社営業スタッフや、撮影にご協力いただいているカメラマンの方について語らせていただきました。ここでデザインについても少しだけ触れさせてください。

今回ご紹介しているウェブサイトのコンテンツ「社員インタビュー」は、取材をもとに作られた原稿を受け取り、その内容によって写真やキャッチーな言葉がより際立つように考えて、毎回新しくデザインを作成しています。 すっきりとしたデザインから社員を大胆に使ったデザインまで。できるだけ読み手の方が心動かされるように、真剣な表情や生き生きとした表情に「ドキッ」としてもらえるように、しっかり毎回内容を読ませていただいてからデザインさせていただいております。デザイナーとしていつも「今回はどんな内容だろう？」と原稿を受け取るのを楽しみにしているコンテンツの一つです。

写真ひとつとっても、どれも本当にいい表情をされていて、どのカットを使おうか迷うくらいです。ウェブサイト内では社員の方もイメージカットの撮影にご協力いただくこともありますが、その時の表情はお仕事中のしっかり「ON」の表情をされています。社員紹介の撮影では、少し緊張感の解けたリラックスした表情も垣間見ることができて、それもまたこの「社員インタビュー」というコンテンツをおすすめする理由でもあります。実際にお会いしていなくても、少しその方を知れたような気持ちになり親近感を持ってデザインを作っていることもしばしば。この作業はとても楽しいですね。

社員インタビュー取材当日までの流れ

1．撮影日・インタビュー日の決定
　関係者のスケジュールを調整し、撮影日程を確定します。

2．インタビュー内容の事前共有
　当日の流れをスムーズにするため、質問内容やテーマを事前に共有します。

3．撮影前の最終確認
　当日の撮影スケジュール、撮影箇所、登場するスタッフ、服装、
　撮影時の注意事項・撮影禁止事項を事前に確認します。

4．撮影当日（写真撮影）
　社屋外観・社内風景・業務シーン・インタビュー風景などを撮影します。

5．社員インタビューの実施
　自然な表情や想いを引き出すため、事前の質問に加えて、
　その場の会話から生まれる内容も大切にしながら進めます。

6．インタビュー記事の作成
　撮影・インタビュー内容をもとに、読みやすく魅力が伝わる記事を作成します。

7．Webサイトデザイン制作
　完成した写真・記事を活かし、Webサイトのデザイン制作へ進みます。

※求人用の動画撮影も並行して行う場合もあります。
※動画はウェブサイトやYouTubeへ活用いただけます。

まとめ

最後に

企業の求人担当者様

求人票を見ても知ることができない、普段の仕事の様子や、実際に働く人の声を知ることができます。何より写真などからも雰囲気がよくわかるので、「会社の仕事を知ってもらおう！」と考えている際にはお勧めしたいコンテンツです。「もし自分がここに就職したら・・・」とほんの少し先の未来を想像できるような、そんなコンテンツを目指します。

就職活動中の方

社員インタビューは「自分にはどんな仕事が合うだろう？」を見つけるきっかけになるコンテンツです。どんな業種に就きたいか、どんな職種に就きたいか迷った時はまず「社員インタビュー」から見てみるというのもおすすめです。実際の働く雰囲気や、実際に働いている人の考えていること、様々なインタビューを通してぜひ「気になる仕事」に出会って欲しいなと心から願っております。